卒業式は人生の節目となる大切なイベント。
だからこそ、服装や持ち物選びは慎重に行いたいものですよね。
でも、ドレスコードや持ち物のマナーが分からなくて困っている人も多いはず。
そこで今回は、卒業式の服装と持ち物について、男女別の正しい選び方や注意点を徹底解説!
当日のスピーチや写真撮影、アフターパーティーの服装まで、これさえ読めば卒業式の準備は万全です。
卒業式の服装は、TPO(Time, Place, Occasion)に合わせて、フォーマル寄りのスタイルを選ぶのがマナーです。
男性はスーツ、女性はワンピースやスーツが無難。
ただし、大学卒業式など、式典の格に合わせて服装のグレードを調整することも大切です。
服の色は、黒、紺、グレーなど落ち着いた色が基本。
華美な装飾や過度に派手な色は控えめにしましょう。
ネクタイや靴下の色にさりげなくアクセントを加えるのもおしゃれです。
卒業式にふさわしい男性のスーツスタイルは以下の通り。
・無地のシングル2〜3つボタンのスーツ
・白やパステルカラーのワイシャツ
・シルクのネクタイ(柄物も可)
・革靴(ストレートチップやUチップがおすすめ)
一方、以下のようなスーツは卒業式には不適切です。
・カジュアル素材(デニムやコーデュロイ)のスーツ
・柄物スーツ(ストライプやチェック柄は華美になりすぎる)
・カラースーツ(明るい色のスーツは慶事向き)
トレンド感は抑え、品の良さと清潔感を重視したスーツ選びを心がけましょう。
卒業式の女性の服装は、式の雰囲気に合わせて選びます。
中学・高校の卒業式なら、以下のようなワンピーススタイルがおすすめ。
・膝丈のシンプルなワンピース
・カーディガンやジャケットを羽織る
・パンプスまたはストラップ付きのサンダル
・上品な小物使い(パールのネックレスなど)
大学卒業式は、よりフォーマル度の高いスーツスタイルが人気。
・テーラードジャケット+膝丈スカートまたはパンツ
・シフォンやレースの素材を使ったブラウス
・オペラシューズやパンプス
・ショールやストールを羽織る
最近は、卒業式の袴スタイルも注目を集めています。
レンタル業者に相談するのがおすすめ。
・紋付き袴を選ぶ
・肌襦袢、長襦袢、重ね衿をしっかり着ける
・髪型は編み込みや日本髪など和装に合うスタイルで
・草履とバッグは木目込みなどの和風デザインを
当日の持ち物は、なるべくコンパクトにまとめるのがマナーです。
ここでは、必須アイテムから便利グッズまで、リストアップしてご紹介しますね。
まず、卒業式に持っていく必需品をご紹介。
・卒業証書ケース(式次第などの書類を入れる)
・上履き(学校指定の上履きを用意)
・ハンカチ・ティッシュ(感動のシーンでも安心)
・記念品・卒業アルバム(受け取ったら大切に持ち帰ろう)
・メモ帳・筆記用具(友人の言葉をメモしたり、寄せ書きを書いたり)
・スマートフォン(マナーモードにするのを忘れずに)
次に、あると便利な持ち物をピックアップ。
・コンパクトミラー(写真撮影前の身だしなみチェックに)
・ミニ裁縫セット(ボタンやファスナーの不具合に備えて)
・エチケットブラシ(スーツについた髪の毛や埃を落とすのに)
・マウスウォッシュ(口臭ケアや口の渇きを癒やすのに)
・絆創膏(靴ずれ防止に)
せっかくの卒業式。記念撮影にも力を入れたいですよね。
ここでは、写真映えするアイテムをご紹介します。
ブーケ
卒業式にぴったりのお花を選んで
mini bridalのような小ぶりなブーケがおすすめ
花言葉にも注目して選ぶと素敵
袴
写真映えする華やかな袴姿
女性らしさが引き立つ
大学卒業式の撮影におすすめ
名札
制服の胸元に付ける思い出の名札
恩師からもらったメッセージが入っているとより感慨深い
後から見返した時に、良い思い出になるはず
卒業式に相応しい身だしなみを整えることも大切なマナーです。
髪型は、まとめ髪やハーフアップなど、清潔感のあるヘアスタイルに。
前髪を下ろしたり、ふんわりとしたカールをプラスすると、柔らかい印象になります。
メイクは、ナチュラルで明るい雰囲気を心がけましょう。
ベースメイクでトーンアップして、チークとリップは淡いピンク系の色味をチョイスするのがおすすめ。
アイメイクはブラウンやベージュでまとめると、優しい印象に仕上がります。
ネイルは、ベージュやピンクベージュなど、上品な色味をセレクト。
パールやラメを加えるのもいいですね。
長さは短めにそろえ、オフィスでも浮かない程度に抑えるのがマナーです。
卒業式でスピーチや謝辞を任された人は、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
原稿は、時間内に収まるよう、簡潔にまとめるのがコツです。
スピーチでは、学校生活の思い出に触れつつ、お世話になった先生方や友人・家族への感謝の気持ちを伝えるのが定番。
最後は、卒業生への応援メッセージを述べて、前向きに締めくくりましょう。
謝辞は、代表して在校生の思いを伝える大役。恩師への感謝とともに、卒業生への応援の言葉を添えるのが一般的です。
「みなさんの新しい門出を心からお祝いします」など、結びの言葉は明るい口調で伝えましょう。
卒業パーティーの服装は、式典よりもやや華やかなデザインがおすすめ。
男性は、ややカジュアル寄りのジャケパンスタイルに。
明るめのジャケットに、ネイビーやベージュのパンツを合わせれば、爽やかな装いに。
蝶ネクタイでアクセントを付けるのもGOOD。
女性は、カラードレスやレースのワンピースなど、女性らしいスタイルを選ぶのがポイント。
鮮やかな色味のアイテムを投入しつつ、上品な着こなしを意識すると、周囲からの評価も上々。
小物や靴で、パーティー感を演出しましょう。
いかがでしたか?卒業式の服装と持ち物選びのポイントをおさえておけば、当日も安心です。
男女ともに、品格のある装いを心がけることが何より大切。
記念撮影や謝辞にも気を配り、卒業式を最高の思い出にしましょう。
ファッションに迷ったら、学校の先輩に相談するのも良いかも。
先輩ならではのアドバイスが得られるはずです。
最後に在校生の立場になったつもりで、制服姿の後輩たちにエールを送る気持ちを忘れずに。素敵な卒業式になりますように!
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